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軽量化した結果と4輪それぞれの荷重バランスがどうなっているかを知りたくて、コーナーウェイトを計ってみました。

結果は 

前左 前右 前合計
247kg 254kg 501kg
後左 後右 後合計
338kg 365kg 703kg
全車重
1204kg

となりました。

■ガソリンが15L程度しか入っていなかったため満タンにすると1240kg程度になるはずです。
(ガソリンの比重は約0.7なのであと50L入れると+35kg)
 
ノーマルから110kg軽量化で、パーツ重量を計測した結果とだいたい計算が合います。
単に左右の長さを揃えただけで車高長を組んだのですが、意外と前後左右のバランスが良くて、
前後バランスはノーマルの前41.5%からほとんど変わっていません。

ところでカタログあるいは車検証に載っている車両重量とはいったいどういう状態を測定したものか、
友人との間で話題になりました。

@ある人は「オイルや冷却水を入れて走れる状態でガソリンだけは空のはず。」と言い、
Aまた別の人は「オイルや水関係は一切含まない重量」と言い、
Bさらに別の友人はガソリンも水もオイルも規定値まで入れた状態での重量と言います。

私も今回の測定結果からB番目のはずと思っていたのですが、一度白黒つけるためにちゃんと調べて
みようと考えました。
そこでまず考えたのが、メーカーに聞く事。ホンダのお客様相談室に電話をしたところ、出てきたのは
受け付けの若い(たぶん)おねーちゃん。質問に対しては多少驚いたようで、少し待たされた後、
「車両重量はガソリンも冷却水も入っていない車だけの重量だと思いますが・・」と幾分頼りない返事。
つまり
A番が正解ということに?
もしこれが正しいとすれば、私の車の場合70kgもの重量がどこかへ消えたことになり納得がいきません。
  そこで私は正しい答えを求めて図書館へ行って調べました。するとありました。運輸省監修の
「自動車諸元表」の中に車両重量の定義がちゃんと書いてありました。
答えはやはりB番。燃料は満タン、その他のオイル、水は全て入れた状態での重量と規定されています。
よくある乾燥重量と言うヤツがAになるんでしょうけど少なくとも車検証や日本車のカタログの重量には使用しないようです。